「シナリオ有用性の確認」にて、テスト送信結果より
エラーが確認された場合、以下の手順でHandlerの設定を修正する必要がございます。
1.シナリオが正しく組めているか確認をする
検査対象の画面によっては、必ず経由する必要がある画面や、
正しい画面遷移でないとアクセスできないなどの制約があることがあります。
作成したシナリオを確認し、画面遷移の不足や画面遷移の順序に誤りがないかご確認ください。
2.引継ぎや値の変更の必要な値を特定する
値の特定には、テスト送信結果のリクエスト詳細、差分確認等の機能を用いて特定します。
(各機能の利用方法の詳細につきましては、ユーザガイド 「4.8.7. テスト送信」をご参照ください。)
以下は、引継ぎ設定が必要と考えられる値の代表例です。
(1)リクエスト毎に動的に値が変化するパラメータ(token等)
※リクエスト毎に値が変化するかは、同じ通信を複数記録してリクエスト内容を比較したり、
遷移元のメッセージIDでテスト送信を行い、該当パラメータの差分を確認することで確認します。
なお、VexではCookieの値は引継ぎ設定なしで自動的に引き継がれます。
(2)値に対し重複チェックのあるパラメータ
->主に登録機能で入力するID等が挙げられます。
[参考FAQ] 「データの重複チェックがある機能を検査したい」
(3)1度使ってしまうと使えなくなる値
->主に削除機能で、データの削除に使用するID等が挙げられます。
[参考FAQ] 「データ削除機能を検査したい」
(4)引継ぎ設定は不要だが、変更が必要な値
->主に日付データ等が挙げられます。
[参考FAQ] 「送信パラメータ値を固定値に置換したい」
3.特定した情報を基に、使うべきHandlerの項目を判断する
・ログ一覧からHandlerをご利用の場合
引継ぎ設定の必要な値が、リクエスト・レスポンスのどの箇所にあるものかによって、
使うべきHandlerの項目は異なります。
以下のチェックフローを参考に、引継ぎ設定の必要な値がどの項目を利用するべきかをご確認ください。
<チェックフロー>
・シナリオマップ機能(Vex9.0以降)をご利用の場合
シナリオマップ専用テンプレートの「パラメータ引継ぎ」の項目をご利用ください。
既存のHandlerの項目全ての内容に対応可能です。
4.各項目を用いて設定を行う
各項目の設定方法については、下記FAQ記事の各項目をご確認ください。
[参考FAQ] 「Handlerの設定項目について」
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