作成したシナリオが、検査対象の遷移を正しく再現できており、
検査実行可能な状態であるか確認するためには、テスト送信を行います。
Handler設定後、検査を実行する前に全ての検査対象において「テスト送信」を行い、
検査設定が正しい状態(画面遷移が正しく出来ている状態)であるかを確認してください。
テスト送信に失敗する状態でWeb検査を実行した場合、正しい検査結果が得られません。
※テスト送信結果に表示される一致度は、
あくまでテスト送信が成功しているかどうかを判断するための目安です。
その為、テスト送信を行った際は、以下の確認を必ず行ってください。
【テスト送信の実行と確認手順】
1.検査対象のメッセージIDの「テスト送信」ボタンを押下し、テスト送信を行う。
手順の詳細につきましては、下記をご確認ください。
・ログ一覧からHandlerをご利用の場合
Vex8.3クイックスタート「 4.2.2.3.2. <STEP2> Handler編集 [3] テスト送信の実行」
・シナリオマップ機能(Vex9.0以降)をご利用の場合
クイックスタート「 4.2.2.1.3. <STEP 2> テスト送信」
2.結果を確認する
実行結果の一致度によって、以下をご確認ください。
【一致度がすべてのメッセージIDで100%だった場合】
テスト送信を複数回実行した場合でも、結果が変化しないかご確認ください。
変化しない場合は、テスト送信が成功し、正常な遷移が再現できていると考えられます。
変化する場合は、下記項目をご参照ください。
【一致度が100%でなかった場合】
遷移の再現に失敗している最初のリクエストを特定する
画面遷移に最初に失敗する画面の「準備処理」を特定し、Handler内容を修正します。
詳細画面より、テスト送信の結果を確認し、
差分(一致度の低さ)が画面遷移の失敗によるものか確認します。
なお確認に利用できる各機能の説明は、上述のクイックスタート、
またはユーザガイド 「4.8.7. テスト送信」に記載がございますのでそちらをご参照ください。
(1)作成した遷移の途中、或いは最後で失敗している
<テスト送信結果例>
一致度が100%でないメッセージIDから順に内容を確認し、最初にエラーの発生している箇所を
特定します。
[例]テスト送信結果の内容を確認する
上記例の様に、テスト送信結果で検査対象からのエラーが確認された場合、
Handlerの設定を修正する必要がございます。
(なお、最初にエラーが発生している箇所から順に修正します。)
詳細につきましてはHandler設定ガイドをご確認ください。
(2)レスポンスをすべて確認したが、エラーが発生していることを確認できなかった
テスト送信の結果、差分が発生している箇所をすべて確認しても、
シナリオ全体を通してエラーが確認されない場合は、正しく遷移が再現されていると考えられます。
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