1. 準備処理とは
準備処理は、検査対象へのリクエスト送信前に行う処理です。
準備処理には「可変パラメータの引継ぎ」、「送信パラメータ値の置換」などの機能があり、これらを利用して画面間のパラメータ引継ぎを指定することで、目的の検査対象画面に正常にアクセス出来るように設定することが可能です。
準備処理のHandlerは、主に以下のような目的に利用します。
・ログイン処理を経由させるなど、アクセスする画面の遷移順の管理
・セッションIDの引継ぎによる認証状態の維持
・毎回送信値が変化する可変パラメータの値の引継ぎや置換 など
<イメージ図 >
上のイメージ図は、検査対象システムの「TOP」から検査対象画面の「完了画面」へ遷移するまでのフローです。
準備処理に「ログイン」処理を含めることで、認証後の画面の検査においても、正常に画面遷移の再現を行うことが可能になります。
なお、準備処理のHandlerは「TOP」画面から検査対象までの4つの画面間(①~④)全てに設定します。
2. 準備処理のテンプレート
準備処理のテンプレートとそれぞれの設定可能な入力項目は、下記になります。
・ログ一覧からHandlerをご利用の場合
「順次代入(準備処理引継ぎあり)」のご利用を推奨いたします。
・シナリオマップ機能(Vex9.0以降)をご利用の場合
テンプレートは「シナリオマップ専用」固定となります。
「パラメータ引継ぎ」の項目で、既存の入力項目全ての内容に対応可能です。
[関連FAQ]「Handlerの設定項目について」
※1 シナリオマップ機能(Vex9.0以降)内でのみご利用いただけます。
※2 シナリオマップ機能(Vex9.0以降)内では「自動設定」の名称となります。
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